食べだすと、「やめられない」「止まらない」トウモロコシ!
でも食べ過ぎてお腹が痛くなったことはないですか?
もしかしてもうお腹が痛くてこの記事に?
この記事では、トウモロコシを食べ過ぎるとなぜ腹痛が起きるのか?食べ過ぎてしまったらどうすれば良いのか?について解説していきます。
腹痛が起きる原因
腹痛といっても、今すぐにトイレに行きたくなるような痛みから、なんかお腹の中にガスが溜まったような感じでゴロゴロするな、というものがあると思います。
その症状からも想像できるように、トウモロコシは消化されにくいのです!
トウモロコシの実の薄皮?は「セルロース」という不溶性食物繊維で、人には消化・吸収が出来ないもののようです。
不溶性食物繊維は腸の中でたくさんの水分を吸収、どんどんと膨れ上がっていきます。
それが消化・吸収されないということは、便として出てくるまでお腹の中に留まるということ!
当然お腹が痛くなったり、ゴロゴロしてきますよね・・・
腸の運動が弱い人は注意!
不溶性食物繊維は、腸が健康な人であれば多少お腹が張ったような感じになっても、大量の便と共に排出。
さらには膨れ上がった不溶性食物繊維が宿便も一緒に排出してくれるので、体重が減ったり、腸内環境が整うなどカラダに良い働きをしてくれます。
※宿便とは腸内に長く滞留している便のことで健康な人でも3キロほどはあるようです。
しかし、腸の働きが弱く便秘ぎみの人が不溶性食物繊維を取り過ぎると、膨らんだ不溶性食物繊維をなかなか排出できず、腹痛を引き起こしてしまいます。
便秘ぎみ人は食べ過ぎには注意が必要です。
食べ過ぎてしまったら
健康な人は多少お腹が張っても問題ないと思いますが、腸が弱いと自覚のある人は腹痛に耐えられないようなら病院の行くべき!
腸内に留まった不溶性食物繊維は、有害なガスを発生させ、腸内環境を悪化させていきます。
健康な人は時間の経過と共に便として排出されるので、深刻にとらえる必要はないかと思います。冬に焼き芋を食べ過ぎてオナラが出まくるのと同じですね。
気にせずトウモロコシを食べたいなら
トウモロコシを食べた時のお腹の張りがどうしても気になるという方は、水溶性食物繊維や乳酸菌を摂取するのが良いでしょう。
水溶性食物繊維や乳酸菌には、腸内環境を整えてくれる働きがあります。
- かんぴょう
- にんにく
- ごぼう
- 納豆
- オクラ
- アボカド
など。
- ヨーグルト
- チーズ
- 味噌
- キムチ
- 塩麹
など。
電子レンジで簡単に美味しく食べれるトウモロコシですが、食べ過ぎに注意が必要ですね。
僕は1日1本までにしときます・・・