最近のダイハツというとイメージ戦略ばかりが目立っているように感じます。特にCMは人気タレントを使用して正直どのメーカーよりも目立っているのではないでしょうか。
ダイハツはトヨタのグループ会社でしたが、ついに2016年8月1日に完全子会社されます。しかし考えてみると今のダイハツの強みというのは、トヨタの子会社であるというところが大きいのではないでしょうか?
宣伝費や開発費にお金をかけることができ、特に最近カタログも以前と違って大分洗練されてきていると思います。そんなトヨタの子会社だからできた(と思う)、ダイハツの安全装備はスマートアシストです。今回はそのスマートアシストを中心にダイハツの安全装備についてみていきたいと思います。
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ダイハツの安全装備
ダイハツの安全装備を見てみると、大きくスマートアシストとそれ以外とわけられると思います。
スマートアシストⅡ
スマートアシストⅡは以下の機能があります。
- 衝突回避ブレーキ機能
- 衝突警報機能(対車両・対歩行者)
- 車線逸脱警報機能
- 誤発進抑制制御機能
- 先行車発進お知らせ機能
ではそれぞれの機能を見ていきましょう。
衝突回避ブレーキ機能
衝突回避ブレーキ機能は、衝突の危険が高まると警告音と表示で知らせます。さらに危険が増すと、緊急ブレーキが作動します。条件としては、先行車との速度差が20km/h以内で作動、20km/h~30km/hのときは被害の軽減、50km/h以上では作動しません。
衝突警報機能(対車両・対歩行者)
衝突警報機能(対車両・対歩行者)は、車両や歩行者との衝突の危険があるときに警告音と表示で知らせてくれます。車両の作動条件は、4km/h~100km/hで走行、前方80m以内です。速度差は60km/h以内です。歩行者の作動条件は、4km/h~50km/hで走行、前方40m以内です。
車線逸脱警報機能
車線逸脱警報機能は、カメラが車線を認識。車線を逸脱しそうになると警告音と表示で知らせてくれます。作動条件は60km/h以上です。
誤発進抑制制御機能
誤発進抑制制御機能は、前方に障害物を検知して、シフトを「D、S、B」に入れて急発進しそうになると、警告音と表示で知らせるとともにエンジン出力制御することにより衝突を回避します。後方の場合はシフトが「R」のときになります。作動条件は、障害物が前方4m以内、後方2~3m、速度10km/h以内です。
先行車発進お知らせ機能
先行車発進お知らせ機能は、信号待ちなどで先行車が発進して気づかない時に警告音と表示で知らせてくれます。作動条件は、シフトが「P、R」以外、10m以内の先行車が3m以上進んだときです。
搭載車
スマートアシストⅡの搭載車は、
- ムーヴ
- タント
- キャスト
- ウエイク
- ブーン
- ハイゼットキャディ
です。
以上がスマートアシストⅡの機能になります。
その他の安全装備
その他のダイハツの安全装備は、
- SRSデュアルエアバッグ
- SRSサイドエアバッグ&SRSカーテンシールドエアバッグ
- ブレーキペダル後退防止構造
- ヘッドインパクトプロテクション衝撃吸収インテリア
- むち打ち低減ヘッドレスト
- ISO-FIXチャイルドシート
- エマージェンシーストップシグナル
- ABS(EBD機能付)
- VSC(ESC)&TRC
- 歩行者保護対応ボデー
- ディスチャージドヘッドランプ
ひとつピックアップしますと、「VSC(ESC)&TRC」。VSCはコーナーリング時、急ハンドル時、滑りやすい路面で横滑りをしたとき、ブレーキとエンジンを自動的にコントロールしてすべらないようにします。TRCは急発進、急加速時にタイヤが空転しないようにします。
以上、ダイハツの安全装備について見てきましたが、トヨタやスバルにOEM提供している車種もあることから、言ってみればトヨタやスバルからもお墨付きを得ているということなるでしょう。
また実際、他のメーカーも内容的には同じなのかもしれませんが、ダイハツは作動条件を明示していて、作動しない可能性も正直に記載しています。正直なのか、有事の際の言い訳なのか別として、完全にこれらのシステムに頼り切ることは危険であることがわかっていいとは思います。

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