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よく家の次に高いと言われる車。車を購入する際には多額の資金が必要になります。

だれもが常に車購入を意識して生活しているわけではありませんので、日々貯金をして現金払いができる人は少ないでしょう。昔は現金かローンか、ローンなら何回払いか、という選択肢しかありませんでした。

近年流行りだした車の購入方法として「残クレ」いわゆる「残価設定クレジット」、「残価設定ローン」があります。今回は残クレとはどういうものなのか?またそのメリット、デメリットについて考えてみたいと思います。

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「残クレ」とは

「残クレ」。「残価設定クレジット」、「残価設定ローン」。残価を設定してローンを組む。

残価とは何年後かにその車の価値がいくらかということです。つまり何年後かのその車の価値(価額)を差し引いて残りの残額をローンで払うのです。年数はだいたい3年~5年とすることが多いようです。

また残額は軽自動車で購入価額の50%、普通車で40%くらいとするようです。

つまり例えば200万円の車が4年後に100万円の価値があると設定し、残りの100万円をローンで払うのです。では4年後にその車をどうするかという、同じ販売店で新車に乗り換えるか、車を返却するか、残価を購入(一括またはローン)することになります。

「残クレ」のメリット

一番単純には車が安く“見える”のです。

例えば月々5万円の車が月々3万円になったりするわけです。また設定年数が過ぎたときの車の価値(価額、下取り額)が決まっているので安心です。暴落することがありません。通常のディーラーにおける自動車ローンより金利がやすいということもあります。

さらに3年で設定していれば車検代もかかりません。そして「残クレ」を使い続けて定期的に新車に乗り換えていくこともできます。

「残クレ」のデメリット

というようにわざととてもいいシステムであるかのように書きましたが、デメリットもたくさんあります。まずはいろいろな制限があります。

  1. 走行距離
  2. 査定の減点
  3. ドレスアップ、改造の禁止
  4. 総支払額が高くなる場合もある

などです。
かなり制約があるように思えます。

走行距離がやたら多かったり、何度もぶつけて査定が悪ければもちろん設定価額にはならないので差額の支払いが必要になります。ちなみにドレスアップ、改造についてはしてもいいが、元に戻さないとダメということのようです。

また、ほとんど気分だけの問題ですが、所有者がディーラーになってしまいます。さらに残価とは下取り価格のことであり、買取り業者に売ったほうが高く売れる可能性が高いです。

得した気分になるだけ?

以上、残クレとは何なのか?そのメリット、デメリットを見てきたわけですが、要は買う側からすると月々の支払いが安くなるので得した気分になるのが一番で、車が買いやすくなるわけです。つまりはディーラーからするとそれで車を売りやすくなるというシステムです。まるでクレジットカードのリボ払いのようですね。

面倒な管理や交渉をすることなく新車を次々に乗り換えていくにはいいかもしれません。しかしそれで車に乗っていて楽しいのでしょうか?また短期的に車が必要な人には有利な部分もあるのかもしれませんが、もっとドライに考えれば個人向けカーリースがありますし、究極的にはカーシェアリングも普及しつつあります。