法然上人を開基とする浄土宗の総本山「知恩院」。

今回は、国宝に指定されている大きな三門と桜が織りなす春の風景など知恩院で楽しめるお花見情報をご紹介します。

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知恩院のお花見情報!

承安5年(1175年)創建、法然上人を開基とする浄土宗の総本山で京都有数の観光名所でもある「知恩院」。

東山区と山科区の境にある標高210メートル華頂山のほとんどが知恩院に含まれるという総面積20万平方メートルの広大な境内をもつ大寺院です。

境内には、大小106棟におよぶ伽藍があり、桜の見頃となる3月下旬 ~ 4月中旬には、ソメイヨシノ、ヤマザクラ、シダレザクラ、シキザクラ、カンザクラなど約250本の桜が咲き誇ります。

国宝・重要文化財の建造物や庭園と桜との趣ある春の風景を楽しむことができます。

知恩院へのアクセス
京都市営地下鉄東西線東山駅より徒歩約8分、京阪電車祇園四条駅より徒歩約11分、JR京都駅よりバスで知恩院前バス停下車徒歩約5分。

知恩院の桜の見所

知恩院と言えば、国宝に指定されている大きな三門。その外と内の両側から眺める桜が有名です。

この三門は、日本最大の高さを誇る木造の建造物で、元和7年(1621年)、徳川2代将軍秀忠により建立されました。

入母屋造本瓦葺(いりもやづくりほんがわらぶき)の高さ24メートル、横幅50メートルの大きさで、使用されている屋根瓦はなんと約7万枚。

一般的には、寺院の門は「山門」と書きますが、知恩院では「三門」。悟りに通じる3つの解脱の境地を表す門、「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無願門(むがんもん)」を意味しているからなんだとか。

この解脱の境地の「三門」の両脇には、ソメイヨシノが咲きます。可憐な桜と荘厳な門とのコントラストは、知恩院の春を代表する風景です。

また、三門をくぐった先にも桜の木が植えられ、ここは人気の撮影スポット。三門の入口を額縁に見立て桜を撮るのが定番。

阿弥陀堂の周辺ではヤエザクラが楽しめます。

知恩院の参拝時間は、午前9時から午後4時30分(午後4時受付終了)までなので、ご注意を。

穴場的に見られる桜

穴場的なスポットとしてオススメなのは、境内にある庭園「友禅苑」。

「友禅苑」は友禅染の始祖宮崎友禅生誕300年を記念して造られ、東山の湧き水を引き入れた庭園と枯山水の庭園とで構成された昭和を代表する名園です。

美幸”という名のシダレザクラと華頂山や三門との織りなす風景は、“THE京都”といえます。

友禅苑には、拝観料がかかるためか、人も少なく、のんびり花見ができる穴場的お花見スポットです。

友禅苑拝観料は、高校生以上300円、小・中学生150円。

また、境内の西にある重要文化財「勢至堂」の近くにあるシダレザクラもオススメです。幹がかなり曲がっているため、枝に満開の桜が咲くとその重みで折れてしまうんじゃと思うほど。

知恩院周辺のグルメスポット

知恩院の宿「和順会館」。

館内のレストランやカフェでは、精進料理や抹茶のスイーツなどを楽しむことができるので、知恩院でお花見をした後のランチや休憩スポットとしてオススメです。

和食処「花水庵」では、京野菜を取り入れた精進料理や会席料理、地元京都の銘酒も一緒に楽しめます。

カフェ「かりん」は、知恩院三門を眺めながらコーヒーや紅茶、スイーツを楽しめるスポット。メニューには、抹茶パフェ、抹茶と豆乳のアイス、京抹茶クリームあんみつなどの抹茶スイーツのほか、野菜をふんだんに使った京野菜入りサンドイッチもあります。

解脱の境地“三門”とシダレザクラ、阿弥陀堂とヤエザクラ、友禅苑のシダレザクラなどが楽しめる知恩院。

このほか、知恩院から東大路通りまでの桜並木もキレイです。