1年の始まりの日、「元旦」
1年に1度の、すごく特別な日を迎える感覚ですよね!
初日の出を拝んだり、おせち料理を食べたり、初詣に行く方も多いことでしょう。
【新年の挨拶】みなさんはどのようにしていますか?
お正月にしか会えない人と会う・・・
いつも会っている友人と会う・・・
職場の上司や同僚に会うなど様々だと思いますが、決まって口にする言葉は「あけましておめでとうございます。」
・・・ですよね?
「あけましておめでとうございます」っていつまでか知っていますか?
なかなかはっきりしないですよね・・・
せっかく挨拶をしたのに、タイミングを間違えると相手に対してとても失礼になります。
特に、職場や仕事の取引先、社内・社外に向けたビジネスメールなどは、気をつけたいものです。
そこで、知っているようで知らない、新年の挨拶についてお話をしてみますね!!
「あけましておめでとうございます」とは?
昔の人たちにとって、新年を迎えることはとても大変だったようです。
1年間のいろいろな儀式を無事に行い、やっと元旦の朝が来たということを「あけましておめでとうございます。」と表現していたそうですよ。
現代では、新しく始まる1年に対しての言葉のように使われていますが、昔は昨年に対しての言葉だったということです。
そして、ここでの重要ポイントとなるのが「暦」です。
これは、昔から使われてきた年月日を決める方法の1つで、暦によると1月1日を大正月、1月15日を小正月といい、門松などの正月飾りはこの期間に飾るとされていたようです。
なので、基本的には「あけましておめでとうございます」は1月15日までとなります。
職場での新年の挨拶
年が明けてからの初出勤の日に、できるだけ早く年始の挨拶をしましょう。
また、職場によっては働く人の人数など様々だと思います。大きい規模の職場では日頃お世話になっている人、関わることが多い人などから挨拶をしてみましょう。
もし、何らかの事情で挨拶出来なかった時は、最後に「ご挨拶がおくれて申し訳ございません。」などと付け加えれば、問題ないかと思いますよ。
ここで、どんな感じで挨拶したらいいかご紹介します。
「あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりありがとうございました。今年もがんばりますのでよろしくお願いします。」
「あけましておめでとうございます。昨年は、〇〇のプロジェクトで大変お世話になりありがとうございました。たくさんの方のアドバイスのおかげで、無事成功することが出来ました。感謝申し上げます。今年も、より努力してまいりますのでよろしくお願いいたします。」
ビジネスメールでの挨拶
取引先などに新年の挨拶をするときは、メールが役立ちますね。
ビジネスメールも、新年のなるべく早い段階で送るようにしましょう。ここでの注意点は、絶対に一斉送信はしないこと!!
たとえ、他社のアドレスが添付されていなかったとしても、全体の文面から一斉送信だと気がつく人も多いはず!
1年に1度の事なので、心をこめて丁寧に挨拶しましょう。その後の仕事にも大きく関わってきます。
〇〇会社 〇〇部 〇〇様
あけましておめでとうございます。昨年は、特別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
本年も昨年同様に精進してまいりますので、ご愛顧いただきますよう本年もよろしくお願い申し上げます。
貴社のご発展を心よりお祈りいたします。
平成〇〇年 元旦
新年の挨拶で、あなたの印象も決まるかもしれません。
良い1年になりますように!