乾燥する季節になると、寝起きに喉が痛い、声がかすれてしまう、そんなことが良くありますよね。
これは雑菌が喉を荒らして、喉が炎症を起こしてしまっているからなのです。
「喉が痛いだけだから」そう思って放置すると、風邪や高熱を引き起こして、重症化することも。
薬は副作用があるからあまり飲みたくない…
そんな人も、おいしくて、安全、なおかつ効果的なはちみつで喉の痛みを解消してはいかがでしょうか?
そんなはちみつのパワーを更に効果的にする簡単レシピもご紹介します。
はちみつにはどんな効果があるの?
はちみつには、グルコースオキシターゼという酵素が含まれており、この酵素が酸素に触れることで過酸化水素という物質を作ります。
この過酸化水素が強力な殺菌作用で雑菌を抑え、のどの炎症を和らげるといわれています。
そのまま食べるほか、コップ一杯のぬるま湯に大さじ一杯ほどのはちみつをといてうがいをするのも効果的です。
最近は固形のはちみつも売っているので、外出先でも飴のように舐めたり、あたたかい紅茶に溶かしてはちみつ紅茶にするなど、いつでも気軽に摂取できるのがはちみつの魅力ですね。
美味しく、風邪予防に効果絶大な簡単レシピ
大根のはちみつ漬け
はちみつの殺菌作用に、消炎作用をもつ大根を組み合わせた大根のハチミツ漬けは、江戸時代から風邪薬の代用品として愛用されています。
作り方はとても簡単。
用意するもの
- 大根
- はちみつ
- 保存容器
2.角切りにした大根を保存容器に入れて、大根がひたひたになるまではちみつを注ぐ
3.数時間~一晩、大根の汁が出て、はちみつがサラサラになるまで待つ
これだけで完成。
あまり時間が経つと、大根の臭いが強くなり飲みにくくなりますので、冷蔵庫で保管して2~3日のうちに飲み切りましょう。
このまま舐めても、お湯で割って飲んでもOK。
お好みでおろし生姜をトッピングすると、大根の匂いが気にならなくなる上に、からだがあたたまりより効果的になります。
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はちみつレモン
もうひとつのレシピは、誰もが知っているはちみつレモン。
粘膜を保護する力があるビタミンCと、疲労回復に効果があるクエン酸が含まれているレモン。
こちらもはちみつとの相性抜群です。
はちみつ大根のように、保存容器につけこんで作るのが一番良いのですが、大根と違って生のレモンがいつでも冷蔵庫の中にストックされているご家庭はあまり多くないはず。
そんな時は市販されているレモン汁でも簡単に作れるホットレモネードはいかがでしょうか。
用意するもの
- レモン汁
- はちみつ
- お湯
2.そこにお湯を注いで混ぜるだけ
濃さは目安なので、お好みで調整してみてくださいね。
最後に
副作用がないので、子供や妊婦さんも安心してとれるはちみつ。
家にある材料で簡単に作れるので、風邪予防にぜひ一度試してはいかがでしょうか?
はちみつにはボツリヌス菌が含まれている可能性があるので、1歳未満の子供には飲ませないようにご注意くださいね。