いつも日本の前に立ちはだかる韓国。

プロが参入した2000年のシドニーオリンピック以降、オリンピックでの対戦はアジア予選も含め7度あります。

その対戦成績は日本の2勝5敗

なんと大きく負け越しているのです。ですがその内容は7戦中実に6試合は2点差以内と大接戦でした。

WBCは日本が2連覇していますし、直近の大会での決勝戦で延長にイチローが放ったセンター前ヒットが印象的でしたので勝っているイメージがある方も多いかもしれませんが、韓国との対戦成績は4勝4敗とまさに互角。

「対日本」ということであれば実力以上の力を発揮できるチームであることは歴史が証明しています。言い換えればモチベーション次第では韓国の実力は、世界一、二を争うといっても過言ではありません。

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韓国代表の戦力

バランスのいい投手陣

今大会のメンバーを見ますと、先発陣、リリーフ陣ともに本格派右腕、左腕、そして変則フォーム(サイドハンド)と駒がそろっており、初対戦の打者がほとんどの国際大会ではかなり有利な構成といえるのではないでしょうか。

そんな中、先発の核となるのは尹盛桓です。

コントロール重視で緩急をつけたピッチングが持ち味の技巧派。
要所を締めるピッチングで今シーズンは17勝を挙げました。

そして金廣鉉は国際経験もあり、スライダーとチェンジアップが武器の好投手左腕です。

左打者が多いチームが相手だと力を発揮するでしょう。

そしてそこに加えて今年から千葉ロッテマリーンズに加入した李大恩がいます。

コントロールに若干難があるものの、150キロ超のストレートを主体にカットボール、フォークを織り交ぜるピッチングで日本で9勝を挙げた実績は見過ごすことはできないでしょう。

リリーフ陣も充実しています。
日本でも活躍したベテラン・林昌勇

現在は韓国国内リーグで活躍していますが、防御率2点台、リーグ最多の33セーブを挙げた右腕はまだ衰えていません。

サイドから繰り出す150キロ台の直球とスライダーは相手打者の脅威になることでしょう。そのほかにも今季、二ケタセーブを挙げた左腕、李賢承もおり、駒は揃っています。

あなどれない打撃陣

投手陣の充実ぶりは前述したとおりですが、打線も決して弱いわけではありません。

ソフトバンクホークスでクリーンナップを務める李大浩と韓国国内リーグで4年連続ホームラン王と打点王を獲得した朴炳鎬が中心の破壊力抜群の打線は注目です。

李大浩は代表経験も豊富で、長打もあれば、右打ちもできるという器用なバッターで、どんな投手にも安定した力を発揮できると思います。

日本のリーグ戦ではしばしばチャンスに弱いという一面も見せますが、国際大会ではどうでしょうか?

朴炳鎬は2年連続50本塁打、3割を打った強打者です。

レベルが上がる日本や他国のピッチャーにどう対応できるかは未知数ではありますが、成績をみればその実力は十分といえるのではないでしょうか。

そのほかに注目したいのが羅成範

大柄ながら走攻守3拍子揃った左打者です。
右投手が多い、特に開幕戦で当たる日本戦ではキーマンになってくると思われます。

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開幕戦がポイントか!!

このように戦歴・実力をみれば、世界のトップレベルに近づいてきていると言ってもいいと思います。

あと一歩上に行くのに重要なってくるのが「国の威信」です。他のスポーツにもみられる日本や他国に対するライバル心。

その強い気持ちによって実力以上の力を発揮することができるのが同国の強みです。そこで大切になってくるのが札幌ドームで行われる開幕・日本戦になります。

チーム一丸になりここで勢いをつけることができれば、世界の頂点も見えてくるでしょう。