寒い冬を、快適に!
でも光熱費は抑えて過ごしたいのならば、用途にあわせて暖房器具を選択することがポイントです。
今回ご紹介するのはカーボンヒーター。
あまり名前に聞き覚えのない人もいるかもしれませんが、カーボン=炭素繊維を使った、電気ストーブの一種なのです。
「電気ストーブはあたたまらない上に、光熱費が高い!」
そんなイメージがどうしてもつきまといますが、このカーボンヒーターは消費電力は控えめなのに、遠赤効果で今までの電気ストーブとはあたたかさが段違い!の優れた暖房器具なのです。
部屋全体をあたためるのには向きませんが、小回りが利くのが電気ストーブの魅力ですね。
メリットとデメリットにあわせて、
便利な使い方をご紹介していきます。
カーボンヒーターの電気代・メリット・デメリット
カーボンヒーターのメリットは?
メリット1手軽に使える
賃貸物件に住んでいると、石油ストーブが禁止だったり、備え付けのエアコンが古くて効きが悪かったり、暖房器具に悩まされることが多いと思います。
ですが、このカーボンヒーターなら工事も石油も必要ありません。
軽いので、持ち運んで複数の部屋で使うことも可能です。
メリット2体の芯まであたたまって冷めにくい
電気ストーブは発熱体として一般的に石英管で被覆したニクロム線を使っていますが、カーボンヒーターは、不活性ガス中に炭素繊維を封入した石英管を使っています。
聞き慣れない単語ばかりでわかりづらいのですが、この炭素繊維=カーボンは、ハロゲンランプを使ったハロゲンヒーターの2倍近くも遠赤外線効果があり、これが身体を芯からぽかぽか温めてくれるのです。
メリット3他の電気ストーブより電気代が安い
ハロゲンヒーターを強にして使うと、消費電力は1000W前後ですが、カーボンヒーターは強でも500~600Wと約半分程度!
1時間あたりの電気代目安にすると、以下のようになります。
カーボンヒーター(強)約10円
1時間での差はたった約10円ですが、
5時間×30日使い続ければ約1500円もの差に。
これは大きいですね。
メリット4すぐにあたたまる
エアコンなどは部屋が暖まるまでに時間がかかりますが、カーボンヒーターはスイッチを入れればすぐに暖まります。
外から帰ってきて、冷えきった身体をすぐに暖めたいときには最適ですね。
カーボンヒーターのデメリットは?
デメリット1>部屋全体を暖めることはできない
電気ストーブ全般にいえるのですが、温風が出るわけではないので、部屋全体を暖めることには不向きです。
直接当たって暖まる、スポット暖房として使いましょう。
デメリット2あまり近すぎると低温やけどの可能性が!
うっかり近くに行きすぎて長時間過ごしてしまうと、低温やけどの可能性がありますので、設置場所には気を配りましょう。
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カーボンヒーターの上手な使い方は?
足もとが冷え込むキッチンなど、ポイント的な使用が適しています。
軽くて持ち運びが楽なので、一台あれば家のどこでも使えるのが嬉しいポイント。
小さくてコンパクトなタイプもあるので、意外と冷え込むトイレに置くのも良いでしょう。
勉強やPC作業など、椅子に長時間座っている人は足もとにカーボンヒーターを置いておくと、暖房器具はこれひとつで十分なほどにあたたまりますよ。
冬の受験勉強などにも最適ですね。
まとめ
小さなものでは1台4000円程度~と、お値段も他の暖房器具と比べるとお手頃なカーボンヒーター。
メイン暖房として活躍するのは難しいですが、小回りが利くので、一台あれば様々なシーンで活躍出来ます。
ぜひ、サブ暖房器として導入してみてはいかがですか?
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