家にいるのは私ひとりなのに部屋全体をあたためるのは、光熱費もかさむしエコじゃない気がする…。
そんな風に思ったことはありませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが、電気毛布!
エアコンよりも暖まる上に、空気が汚さない。
その上、1時間使っても約1円程度という電気代の安さが何より魅力!
今回はそんなエコな暖房器具、電気毛布の【メリット・デメリット】と上手な使い方をお届けします。
一人暮らしの方や、日中長時間一人で過ごす主婦の方は
ぜひ参考にしてみてくださいね。
メリット1:電気代が安い!
エコ暖房器具として名高いホットカーペット。
そのホットカーペットの1/10程度という驚異的な電気代の安さが電気毛布の最大の魅力。
3畳用の小さなホットカーペットの消費電力が720Wなのに対し、ひざかけサイズの電気毛布(タテ140×ヨコ82cm)の消費電力は1/10以下の55W。
1時間あたりの電気代の目安で比較すると、ホットカーペットは約9.2円なのに対し電気毛布はたったの0.95円です。
1時間で約1円なら、5時間使っても5円!
これだけ安ければ、電気代を気にせずに一日中ぬくぬくしていられますね。
メリット2:サイズやバリエーションが豊富
布団に重ねて使う大きなものやオフィスでも気軽に使える小さなひざかけタイプ。
最近は着るタイプの電気毛布まで販売されています。
就寝時からオフィスタイムまで、用途に合わせて色々な使い方が出来ますね。
メリット3:価格が安いので購入しやすい
何万円もしてしまう暖房器具は気軽に購入できませんが、小さなひざかけタイプの電気毛布なら1000円程度から売られています。
大型のものでも3~4000円程度の価格帯のものが多いので、気軽に購入できるのも良いですね。
デメリット1:長時間使うと脳梗塞の恐れも…
長時間電気毛布を使っていると、汗をかき身体から水分が失われ血液が濃くなってしまいます。
こうして血中の糖の値が高くなってしまうと恐ろしい脳梗塞を起こしやすくなってしまうので、きちんと水分補給をすることと設定温度を高くしすぎないことが大切です。
デメリット2:睡眠時に使うと眠りの質が下がってしまう
厚生労働省の”健康づくりのための睡眠指針2014“によると、睡眠時に高温過ぎる環境はノンレム睡眠を妨げてしまうとのこと。
ノンレム睡眠とは脳も身体も深く眠り、良く休んでいる状態のこと。
私たちはこのノンレム睡眠時に、心身の疲労を回復させたりホルモンを分泌したりしているので、これが妨げられてしまうと寝ても疲れがとれず、ずっとだるさを引きずってしまいます。
眠る時もやはり設定温度に注意が必要ですね。
Sponsored Link
上手な電気毛布の使い方は?
危険なのは、電気毛布をつけたまま眠ってしまうこと!
就寝時に使う際は、必ずタイマー機能を使いましょう。
快適な睡眠が期待できる布団の温度は33度前後といわれているので、事前に電気毛布で布団をあたためておいて、眠る前にはスイッチを切るといった使い方がおすすめです。
冷たい布団に触れて目が覚めてしまうこともなく、身体を暖め過ぎてしまうこともなく、気持ち良く眠ることが出来ますよ。
そして、寝る前も起きているときも水分補給をお忘れなく!
最後に
いかがでしたか?
昔は低温やけどの可能性が…などといわれていましたが、最近の電気毛布は温度が調整されていて、低温やけどの可能性はほとんどないそうです。
リーズナブルでエコが魅力の電気毛布ですが、あまりの心地よさにつけたままうっかり寝てしまって、だるい…
なんてことにならないようにだけ、ご注意くださいね。
他にも知っておきたい暖房器具情報をまとめています。
>>>知っておきたい冬の暖房あれこれ<<<