市販の安いお肉はどうしても高級なお肉に比べて、旨味、柔らかさ、歯ごたえの違いがありますよね。
特にステーキ肉なんかは雲泥の差・・・
そんな安いお肉でも高級なお肉のように出来るちょっとした下ごしらえがありますよ。
日本では、ナイフとフォークで食事をするのがメインではなく、箸で食事することが多いですよね。
お肉の柔らかさは美味しさを感じるとても大切な要素。
そこで今回は、超簡単に安いお肉を柔らかく・美味しくする方法を紹介いたします。
漬けるだけで安い肉が柔らかく!
まずは、漬けておくだけでお肉を柔らかくする方法を紹介していきます。
- コーラに10分間くらい漬ける
- 炭酸水に漬けておく
- 日本酒、ワインで漬け込んでおく
- 牛乳に30分以上漬けておく
- ヨーグルトを両面に塗る
- 玉ねぎをすりおろして漬ける
味と匂いがコーラなるになることはありませんのでご安心下さい。
ただし、漬けたあとの料理前に一度水洗いはしましょうね。
でないと、調味料や油などがコーラと混ざってしまいます。
炭酸水素ナトリウムが、肉が持つタンパク質を溶かしてくれます。
元々、余分なタンパク質がない肉と近い感触にするのに良い方法ですね。
ちなみに、炭酸を含む飲み物で、牛肉、豚肉、鶏肉などの固い部位に有効ですので、柔らかさが欲しい時に使ってみるといいでしょう。
ステーキの調理でワインや日本酒を加える事で旨味を引き出すこと技術はありますよね。
実際に調理をする前に、ワインか日本酒に漬け込んでおくことで、焼いた時の不快に感じる硬さをなくすことが出来ますよ。
なんと牛乳もお肉を柔らかくするのに便利な物!
牛乳の成分はお肉を分解する性質があります。
一日以上漬け込むとさらに良くなるそうなので時間がある方は是非。
牛乳と同じくヨーグルトもお肉を柔らかくしてくれます。
時間は30分程で十分。
カレーやシチューを作る際におすすめ!
これはイメージ的にも、「あぁ、美味しくなるし柔らかくなりそう」って思うかも。
玉ねぎをすりおろす手間暇はかかりますが、お肉の繊維を壊すことなく柔らかくかつジューシーに。
漬ける以外に方法はあるの?
他の方法としては、良く知られていると思いますが、肉を叩くという方法ですね。
包丁でも充分ですし、専用のミートハンマーもありますのでどちらか利用するといいでしょう。
これは調理法にもよるので、全ての料理に適応が出来るわけではありませんが、とんかつや唐揚げなどは叩いてお肉を柔らかくした方が、口に含んだ時に広がるお肉の美味しさは違うでしょう。
ステーキを作る際にも、事前に叩くことで柔らかさを引き出すことが出来るのですが、肉の繊維を壊してしまうと肉汁が焼いている時に出てしまい旨味が失われてしまいますので、加減の調整が大切になりますね。
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ステーキを美味しくする裏ワザ!
続いては柔らかくする方法ではありませんが、安いお肉の味を高級肉に近づける裏ワザ!
必要なモノは【牛脂】
続いて薄くスライスした牛脂を、ステーキの表裏にペタペタと貼り付けます。
あとはラップで包み半日ほど冷蔵庫で寝かすだけ!
肉焼いたけど安っすい肉が美味くなるという例のフォークで刺しに刺した穴に牛脂を刷り込む方法を試してみたら素焼きでは硬ったい肉がめっちゃプリプリになってマジ「海老かお前は!?」って食感になりました。
— あぶぶ (@abubu_nounanka) 2015, 1月 25
高いお肉の牛脂を使えばもっと美味しくなるようです。
ステーキの焼き方
テレビ番組【得する人損する人】で放送されていた、安いステーキでも美味しく焼ける方法を紹介します。
- 密封袋にステーキを入れいる
- フライパンでお湯を沸かし、キッチンペーパーを半分に折ったモノを敷く
- 沸騰したお湯に同量の水を加え50℃のお湯にし、約5分間密封袋に入れたステーキを湯煎する
- 密封袋からステーキを取り出しオリーブオイルでコーティングする
- 軽くクシャクシャにしたアルミホイルを蓋にし、中火でステーキを焼く
- 両面に焼き色が着いたら2分間余熱で火を通し完成
※できる限り空気を抜くように!
※キッチンペーパーで直接ステーキに熱が伝わるのを防ぎます。
※お肉がピンク色になればOK!
※お肉のパサツキを防ぎます
※クシャクシャにしたアルミホイルが適度に蒸気を逃がします
最後に
ちょっとした工夫で、お肉を美味しく作ることが出来るんですね。
牛脂を注入した肉を提供していたとニュースで話題になったこともありますが、言い換えればひと手間かけると安い肉でも美味しくなるということです。
まずは、賞味期限が近づいてきた牛乳なんかで試してみると良いかもしれませんね。
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