「機動破壊」
そんなスローガンを掲げて再び甲子園に乗り込んでくるチームがあります。

それが健大高崎高校(群馬)です。
昨夏予選の群馬県大会で6試合35盗塁、甲子園でも4試合で26盗塁と1試合に約6個のスチールを絡め、相手チームを揺さぶりまくります。ただ同校がかかげる「機動破壊」は盗塁だけではありません。
エンドラン等作戦面ももちろんですが、常に前の塁を狙う姿勢が全選手に徹底されているのです。
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相手チームにとって脅威です。昨年ベスト8、国体準優勝の中心メンバーである3年生は抜けてしまいましたが、自慢の頭を使った機動力で同校の甲子園最高成績を狙います。

扇の要はクレバーな選手

新キャプテンに就任したのは柘植世那捕手。
昨夏の甲子園では18打数8安打8打点。
全試合で打点を挙げる勝負強いバッティングで大活躍しました。

また捕手としても、リードに定評があります。
絶対的エースのいない同校は複数の投手が登板することが多いのですが、それぞれの良さを引き出して勝負することができます。
強気のリードで投手のみならず、チーム全体を引っ張るキャプテンシーにも注目です。

しかしなんといってもすごいのは肩!!
2塁送球タイムはプロでもトップレベルの1.8秒台!相手の進塁を簡単には許しません。
この秋のドラフト候補の一人です。

新たな伝説へ

新チームになって、臨んだ秋の関東地区大会。
明秀学園日立(茨城)戦では、前半で4つのけん制アウトによりチャンスをつぶすなど劣勢に立たされるも、なおも積極的な走塁をみせ、内野ゴロで2得点を奪い逆転勝ち。

まさに健大高崎の真骨頂を見せてくれた試合でした。
続く準々決勝では松戸国際(千葉)の好投手・植谷翔磨投手の立ち上がりを攻め、初回に6得点。

準決勝の浦和学院(埼玉)戦では6回を終わり2-9。
このまま無得点であればコールド負けのピンチに立たされた7回表。
8本のヒットを集め一挙5得点を挙げました。

結局試合は2点差で敗れるものの、集中打で相手を追いつめる姿は、従前の自慢の機動力に加わった強力な武器にと言えるでしょう。
この春は「走塁+集中打」で爆発的な活躍が期待できそうです。