昨夏の甲子園でサヨナラ負けを喫し、ベスト8進出を逃しました。
ですがその守備を中心とした総合力を見せつけてくれた近江高校(滋賀)。

コントロールミスや失策が試合の行方を大きく左右する高校野球において、「守り勝つ」野球を実践し、大事な試合ではロースコアの接戦を勝ちとれる力と実績がある同校は、台風の目になりうる一校といえます。
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接戦をものにするエース!小川良憲


その「守り」の中心はエース・小川良憲投手。
落ち着いた投球で、バックを信頼して打たせてとるピッチングを身上とします。

球種も豊富で伸びのあるストレートを基本にスライダーやカットボールでひっかけさせたり、要所ではシュートで詰まらせたりと、両コーナーに丁寧に投げ分ける技術があります。

昨夏の甲子園では初戦、鳴門(徳島)に完封勝利。
次戦の聖光学院(福島)には完封目前の最終回にスタミナ切れからかまさかの2失点による逆転負け。

ですが強力打線をウリにする2校に18イニング2失点の投球はその内容からも全国に名前をとどろかせるのに十分でした。
秋の滋賀県大会では立ち上がりに不安がある悪いところはみられたものの、味方の攻守にわたる援護によりリズムを作り、調子をあげると安定したピッチングを披露。
結局、僅差の試合を勝ち切り優勝を果たしました。

注目を浴びたPL学園との近畿大会初戦。
この試合は初回先制するものの、2回に先頭打者である注目選手、PL学園のネイサン選手に一発を浴びます。

そしてそこからリズムを崩し逆転を許す苦しい展開。ですがそこから粘りのピッチングを見せ、見事逆転勝利を収めました。
大崩れせずに立ち直り最少失点で抑えることができるピッチングはチームにとってはありがたい存在と言えます。

広い守備範囲でエースを強力バックアップ!

失点が少ない同校のもうひとりの立役者はセンターを守る笹治健汰選手です。
俊足を活かした広い守備範囲はファインプレーをそれに見せず、多くの守備機会をこなします。

秋の滋賀県大会決勝では小川投手が初回、連打で先制点を許し、なおも崩れそうな2回に危うく長打になりそうな打球をナイスキャッチ!3回にも一死2塁のピンチにセンター前ヒットを放たれるも今度は強肩を披露。好返球で見事本塁憤死に仕留めて、ピンチを脱出しました。

また打っては7回には決勝点となるホームラン。
走・攻・守3拍子揃った笹治選手の活躍により、見事、秋の滋賀を制しました。

間違いなくセンバツのダークホースの1校でしょう!!