小説の中でも人気のあるジャンルの1つがミステリーです。
ミステリーと聞くと、多くの人は推理小説などを思い浮かべますよね。

けれど、推理小説だけがミステリーではありません!

どこか不思議な、謎に満ちた世界の中で、物語が紐解かれていくのが魅力のミステリーをご紹介します。

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1.麦の海に沈む果実

著者:恩田陸
出版:講談社

恩田陸ファンの間でも未だに根強い人気を誇る「理瀬シリーズ」の1作目である、この「麦の海に沈む果実」。

三月にしか転入生を迎え入れず、三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれている、ある湿原地帯の中にある学園が舞台です。
主人公の理瀬は、二月の最後の日にこの学園に転入します。

そのことによって何かと注目を浴びる理瀬は、学園に来るまでの記憶がなく…
簡単には外に出られない閉鎖的な学園の中で次々起こる不可解な事件。

その事件に隠された学園の秘密と理瀬の記憶とが交差しく、まさにミステリアスな作品です。
ファンタジーではないのですが、ファンタジーに思われるような現実的な事件と謎、そしてこの、閉鎖された学園がとても魅力的な世界観となっており、是非、読み進めながら物語の謎を紐解いていってください。

世界観にはまってしまうかもしれませんよ?

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2.上と外

著者:恩田陸
出版:幻冬舎

こちらは上下巻の文庫本です。

両親が離婚し、離れて暮らしている元家族が家族に戻る、年に一度集まる夏休みの出来事です。
中学生の練と、その妹の千華子が母親と共に、考古学者の父親が待つ中米のG国へ。

密林の遺跡が眠るこの国は、クーデターが頻発している危険でもあり、4人はすぐにクーデターに巻き込まれ、兄妹が避難中のヘリから落下してしまいます。

離れ離れになってしまった親子、それぞれの視点を見事に交差させ、物語は進みます。
落下してしまった兄妹は、密林を彷徨う中、遺跡へ。

両親と合流するため、密林から抜け出す為に彷徨う兄妹は、遺跡の謎に関わるある異変へと巻き込まれていきます。
密林にある遺跡の謎が物語の根幹となっており、またスートリー展開も飽きることなく、気づけば物語の世界にどっぷりと浸かっています。

最も面白くなるのは、兄妹が密林へと落下した後!
ここから先は、ページをめくる手が止まらず、一気に上下巻を読んでしまったほどです。

是非、読み進めて、物語の謎へと進んでいってください!

私はこれを読み終わったあと、満足感が半端なく、しばらく脳内が密林から抜け出すことができないほどでした。

物語の謎が面白いミステリー小説を2冊ご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
どちらも恩田陸さんの作品となっていますので、興味のある方は探してみてください。

恩田陸さんの描く「非日常の中で繰り広げられる日常」に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。