2015年センバツ出場チームの注目選手。
2回目は仙台育英高校の佐藤世那君を紹介します。佐藤君は各所で報道されている通り、故アイルトン・セナからつけられたという珍しい名前ですが、その高校生離れしたピッチングにより、この秋負けなしで神宮大会を制しました。
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独特なフォームだが実力は間違いナシ!佐藤世那投手


佐藤世那君(私立仙台育英高校・右投右打・投手)
180センチ、76キロという体格でテイクバックをとる際に右腕が大きく外に張り出る独特のフォームで、スリークウォーター気味に投げ込んできます。
その独特な変則フォームはプロに入った時に直されないかが非常に心配ですが、タイミングがとりづらく打者としては嫌な投手と言えるでしょう。

魅力その1:精錬された2種類のフォーク

高校生が投げる変化球の代名詞といえばスライダーですが、佐藤投手は2種類のフォークボールを駆使します。手が非常に大きいため、それを生かしてカウント球用、決め球用と使い分けができる器用さがあるところも非常に魅力的です。

高校生でフォークボールを自在に操ることができる人は少なく、高校生が打ち崩すことは困難であるといえるのです。
このフォークボールを駆使して、神宮大会の奪三振率は9を超え、25イニングで26個の三振を奪いました。ストレートが140キロ前後(神宮他界のMAXは144キロ)とそこまでスピードがない分を補って余りあるウイニングショットといえます。

魅力その2:左打者に強い!

右投手と左打者だと左打者が有利というのが定説ですが、佐藤投手は左打者にも強さを発揮します。
神宮大会で奪った三振26個(25イニング)のうち、左打者から奪った三振はなんと15個を数えます。

魅力その1で紹介したフォークボールのほかに、スライダー、カーブも操るため、的を絞りづらいといえるでしょう。
フォークボールがシンカー気味に左打者から遠ざかりながら落ちていく軌道を描くというのも、左打者が打ちづらい要因だと思います。

次回は東海大相模の右腕エース、吉田君を取り上げます。