春のセンバツ高校野球ですっかりお馴染みになったのが21世紀枠
2001年から創設された出場枠も2008年にはそれまでの2校から3校に増え、記念大会(2013年・第85回大会)では4校選ばれることもあり、今やセンバツにはなくてはならない制度となりました。

でもどんな基準で選ばれているのかってなんとなく雰囲気はわかりますが、意外と知らない方も多いんじゃないでしょうか?

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今さら聞けない!選考の条件は??

一応、選考委員と呼ばれる方が実績・学力・伝統・困難・模範の5つの基準で総合評価することとなっているみたいです。
過去選ばれた学校の決め手となった選考基準をみてみると、県内トップクラスの進学校で文武両道を実践しているとか、練習設備が不十分で環境面が恵まれていないとか、ボランティア等で地域に貢献しているなどさまざまです。

言いかえれば高校野球を含めた日本の学生野球はあくまで人間の育成を目的とした教育の一環であるという点を重視し、それに合致した制度であるとも言えます。

しかし、そうはいってもやはり野球の実力も伴わなければなりませんので、都道府県大会で一定の成績(出場校が128校以上場合はベスト16以上、それ以外はベスト8以上)を収めた学校が選考の対象になります。

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問題噴出!?21世紀枠の影

え??それじゃではただの敗者復活じゃないの?惜しくも出場を逃した学校で話題性があるところを選んでいるのでは?なんて批判もあります。
21世紀枠で選ばれた学校よりも地区予選で上位の学校だってあるのに納得できないと。

夏の高校野球のように都道府県の大会で優勝すれば出場できるのとは違い、センバツはそもそもの基準があいまいとも言えます。選ばれて歓喜する学校、落選し涙する学校も今やセンバツの風物詩となっています。

なおかつそこに21世紀枠ですから、甲子園を目指す球児たちはなにを頑張ればいいのか?という気持ちになり、逆に教育によくないのではないかという声もあります。

奮闘する出場校への期待

ちなみに21世紀枠で出場した学校の初戦の成績は11勝25敗(2014年・第86回大会まで)。なかなか甘くありませんね。
でも最高でベスト4に進出した学校もあります。

さまざまな問題点はありますが、野球の実力で劣る学校が奇跡を起こして勝ち進む。そんな姿に心を揺さぶられる方も多いのも事実です。そういう観点から言えばやはり21世紀枠は「センバツ」の醍醐味であるともいえるのではないでしょうか。