一般的に、海外に出て生活を始めたらストレスが多くなると言われます。しかし、これには個人差があるようです。

海外赴任で最初の年は、たしかにストレス度が高くなる傾向があります。これは、赴任にあたって課せられた責任、赴任先の職場で新しい仕事を覚えなくてはいけないこと、コミュニケーション、国柄と言語の違い、伴った家族の精神的、社会的な適合に関する責任などが挙げられます。

日系企業では、新しく赴任する人は最初の年は何も判っていないから仕事にならない、2年目になったらご自分が判っていないと言うことが判ってくる、3年目になったらようやく仕事が分かってくる、とよく言われます。

でも、就労ビザなどの関係で3年の期限付き赴任の人も多いのですから、これではますます本人のストレスが多くなりかねません。

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ストレスと個人差

赴任者の家族にも、留学生にも、それから今はやりのワーキング・ホリディの人にも、そして積極的に海外移住を計画した人達の中にも、言語と習慣の違いから周囲に溶け込めないで孤独を感じる人達がおおぜい居ます。

比較的、女性は、特に20代、30代の女性は男性よりストレス度が低い傾向があるようですが、これには環境への適合性が関係するのかもしれません。

食生活だけをとってみますと、昔は、「お味噌汁が飲めない」ということに発したストレスが原因で留学生生活を中断して帰国した人もいましたが、インスタント食品が発達した今日ではより恵まれた環境にあると言えます。

日本にたくさん心を残して消極的な海外生活のスタートを切った人のほうが、ストレス度が高くなる傾向があります。また、ストレスが健康に悪いと信じている人のほうが、実際に健康を害する傾向があるとも、最近の新聞の健康欄には書かれています。

ストレス解消法

ストレス解消
ストレスを解消するには、ストレスの基となるものを改善すると言うより、あまり気にしないようにする努力が必要にります。

なにかしらの発想の転換を試みるか、ほかに何か気持ちを集中して取り組めるものを探す、またはスポーツや趣味を通して気分転換の機会を増やすことなどが挙げられます。

最近では世界的に流行ってきている、サイクリングなんかがおすすめじゃないでしょうか?無心にあてもなく走り続けたり、景色の良いスポットに出かけたりと楽しみ方は無限大です。

又、日本語を使ったり聞いたりするだけで気持ちが落ち着きます。
TwitterやFacebookなどのSNSを活用したり、動画配信サービスで日本のテレビ番組を観るのもいいでしょう。

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海外生活を楽しく過ごす

海外生活
日本の文化習慣にこだわり過ぎず、周囲の人達がご自分と同じようにそれぞれの文化習慣を持っていてそれに根ざした考え方を持っていると考えてみてください。

それぞれの人が程度の差はあっても、それぞれのストレスをかかえていて、それぞれに孤独かもしれない、と考えたら、ご自分だけが特別なのではないというお気持ちになるかもしれません。

その場合でも、ご自分のアイデンティティとしての日本文化はしっかりと持っていてくださるとよろしいでしょう。バックボーンですから。
そして仕事や勉学以外で家の外に出るチャンスを増やしてみましょう。

海外移住をなさっているご家族のつてで退職後に海外移住をなさる人達も増えてきました。この人達の大部分は、ご自分の趣味を生かした生活を楽しんでおられます。